皆さん、こんにちは。しごとCLAN梅田でございます。
季節の変わり目といってしまうには早いように思いますが、
『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山』という
和歌にあるような爽やかな夏が来ることを願いつつ、今日は水分補給のお話です。
熱中症対策として、水分補給は大切なのですが、水っていくつか種類がありますよね。
大きく分けて軟水と硬水ですが、水分補給をする際はどちらが良いのでしょうか?

水分補給において、軟水と硬水どちらが良いかは、目的や個人の体質、体調によって異なります。
1.水の硬度とは?
そもそも水の硬度とは、水1リットル中に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を数値化したものです。
例:軟水: 硬度100mg/L未満(日本の水道水のほとんどが軟水)
硬水: 硬度100mg/L以上(ヨーロッパのミネラルウォーターに多い)
中硬水:硬度101mg/L~300mg/L程度
2.軟水のメリット・デメリット
【メリット】
・口当たりがまろやかで飲みやすい: 日本の水道水も軟水のため、日本人にとってはなじみ深く、日常的に飲みやすいと感じる人が多いです。
・胃腸への負担が少ない: ミネラル含有量が少ないため、胃腸が弱い方や乳幼児でも安心して飲めます。赤ちゃんの粉ミルクを作る際にも適しています。
・料理に適している: 和食の出汁を活かしたり、繊細な味付けの料理に適しています。
【デメリット】
・ミネラル補給には不向き: カルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量が少ないため、水から積極的にミネラルを補給したい場合には適していません。
3.硬水のメリット・デメリット
【メリット】
・ミネラル補給に最適: カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、食事だけでは不足しがちなミネラルを効率的に摂取できます。
・便秘解消効果: マグネシウムには便を柔らかくする作用があるため、便秘に悩む方に効果が期待できます。
・動脈硬化予防: カルシウムやマグネシウムが血液をサラサラにする効果があるとされ、動脈硬化の予防に役立つ可能性があります。
【デメリット】
・口当たりにクセがある: ミネラル成分が多いため、独特の苦味や重い口当たりを感じることがあり、飲み慣れない人には飲みにくいと感じることがあります。
・胃腸への負担: マグネシウムの利尿作用や下剤のような作用により、飲みすぎるとお腹が緩くなったり、下痢を起こしたりする可能性があります。胃腸が弱い人や普段硬水を飲み慣れていない人は注意が必要です。
・腎機能に影響: 腎機能に問題がある方が多量に摂取すると、ミネラルをろ過しきれずに負担がかかる可能性があります。
4.水分補給にどちらを選ぶべきか
基本的には、日常的な水分補給には軟水がおすすめです。
日本人の体質に合っており、飲みやすいため、無理なく継続して水分を摂取できます。胃腸への負担が少ないため、体調を崩しにくいです。
ただし、以下のような場合は硬水の活用も検討できます。
・ミネラル不足を感じる場合: 食事だけではミネラルが不足しがちな方(特に女性やスポーツをする方)は、硬水で補給するのも良いでしょう。
・便秘に悩んでいる場合: マグネシウムによる便秘解消効果を期待できます。
・激しい運動後: 大量の汗をかいてミネラルが失われた場合に、硬水で補給するのも有効です。ただし、一気に大量に飲むと胃腸に負担がかかる可能性があるため、少量ずつ、あるいはスポーツドリンクなどと併用するなど工夫が必要です。

※注意点※
胃腸が弱い人や赤ちゃん、高齢者の方は、硬水を摂取すると胃腸に負担をかける可能性があるため、軟水を選ぶようにしましょう。無理して硬水を飲むと、水分摂取量が減ってしまう可能性があります。飲みやすさを優先し、継続できるものを選ぶことが大切です。
日常的な水分補給には「軟水」が適しているようですが、ミネラル補給や特定の体調改善を目的とする場合は「硬水」を試してみるのも良いようです。体調やライフスタイルに合わせて、上手に使い分けることが大切ですね🐧

